パイロットの飲酒事例から学ぶ、お酒についてのあれこれ




さて、突然ですがパイロットの飲酒事例が止まりません。→『JTA機長の呼気からアルコール 日航グループ、2便が欠航

 JALの副操縦士がロンドンで捕まったのを皮切りに、パイロットのアルコール問題は色々な会社が頭を悩ませてますね。パイロットもいい加減学べよと。

ごく一部のこういった行動によって、会社や職業としての倫理観が疑われるのは、個人的に悲しく思っております。

またそれに対応して、日本の航空法も変更となりました(今まで具体的な数値規制はなかったが、0.00以外乗務できなくなりました)

諸外国の数値規制よりもかなり厳しい、0.00の規制をまさかするとは僕も想像していませんでしたが、決まったものはしょうがない。今後もこの規制を緩める事は無いでしょう。

ANA系列は今でもステイ中の飲酒は完全に禁止ですが、そんなに個人の行動の制限を勤務時間外にさせるなら、給料発生させるべきでは?という問題も起こるのではないかなと思っています。

またJAL系列では飲酒は解禁されたものの、万が一このように飲酒事例になってしてしまった場合の罰則を強めています。

しっかりチェック体制とバックアップ体制を敷いた上で、あとは個人の責任にするのが今後の流れかなと。

さて、これに関して皆さん言いたい事は山ほどあるでしょうが、他人の失敗をみて学ぼうと言う事で、今日はアルコールについて調べてみました。

今日の参考図書はこちら。

情報は整理されていないものの、アルコールに関する知識や具体的な飲み方について色々書いてあるので、流し読み程度にはもってこいの本です。

まず、アルコールは毒である

そもそもの前提条件ですが、『アルコールは毒である』と言う事です。

まあ薬とかも元々は毒なんですが、それによる効果のメリットが副作用のデメリットを上回るため、我々は飲むんですね。

じゃあアルコールのメリット・デメリットって何?と。

アルコールのメリット

虚血性心疾患・脳梗塞・2型糖尿病は、わずかにアルコールを飲むと下がります。

日本酒とワイン、ビールに関しては要領守れば健康上メリットがある(本を実際見てね。ポリフェノールとかアミノ酸の働きです。)

アルコールのデメリット

がん発生リスク爆上がりする

食道がん・大腸がん・咽頭がん・乳がん発生リスクが上がります。引くぐらい上がります

太る

アルコール自体にカロリーがある上、つまみを食べ過ぎるために太る可能性が上がります。

しかも肝臓に脂肪がつく脂肪肝になった場合、肝硬変や肝がんになる可能性があります。(痩せててもなっている人がいる)

脳が縮小する

少しでも飲むと、縮小します。死ぬまでに飲んだアルコール量に比例して、縮小します。(アルツハイマー・物忘れ)

また短期でも、前頭葉や海馬、小脳に影響を及ぼします。

お酒入ると(コントロールを司る前頭葉が麻痺するので)傍若無人になったり暴力的になったり、いつもはしないことをしてしまったりする人いるでしょ?そう言うことです。

しかも飲みすぎて記憶をなくしたりしません?(僕は昔しました)

これは短期記憶を司る海馬が、アルコールで影響で影響を受けるから。

睡眠の質が下がる

睡眠はめちゃくちゃ重要なんですが→youtube参照『脳と身体の機能を低下、集中力を奪い、精神を蝕んで、最後には死んでしまう病気ってなんだ?→『睡眠不足』

この睡眠の質を優位に下げます。これだけで健康リスクは爆上がり。

ちなみに『お酒を飲んだ方がよく寝られる』って言う人もいますが、それは睡眠ではなく昏睡です。身体の疲れが取れたり、脳の掃除にはなっていません。

アルコールはデメリットが優位

ってことで、アルコールを摂取することはデメリットがかなり優位で、これだけ見たら『基本飲まない方がいい』んです。笑

が、僕も含めアルコールを摂取している人は、それでも飲みたいから飲んでるんですよね?笑

そんな人は、『健康リスクが出ないレベルの適正量』を飲むことで、楽しく健康的にお酒を嗜みましょう。(飲みすぎたせいで身体を壊して、断酒しなくてはいけない方が嫌でしょ?)

アルコール適正量

男性20g/日、女性10〜15g/日

つまりこれぐらい

引用

休肝日を作る

毎日のむと、常に肝臓がアルコールを分解している状態になります。休肝日を作りましょう。

例えば友達と飲むとしたら、上の酒量じゃたりませんよね?笑

そしたらその分、数日間は飲まないで帳尻を合わせましょう。

自分の酒量を知る

健康的に生きるためなら上の酒量ですが、それを目指さない場合でも自分の酒量は大事です。それがわかっていないと、飲酒事例で迷惑をかけるパイロットになってしまいます。

自分はALDH2活性型?不活性型?失活型?

アルコールを分解するとアルデヒドが出ます。これを代謝する酵素がALDH2なんですが、これの量は生まれつき決まっています。

・活性型→いわゆる酒豪。ただ多量を飲む傾向にあり、アルコール依存症になりやすい。
・不活性型→少しなら飲める人。だが飲んだらアセトアルデヒドの毒性にやられてガンになりやすい。
・失活型→いわゆる下戸。体が拒否反応を出しているんだから飲んじゃダメ。

活性型以外はそんなにお酒飲んじゃダメなんですね。笑

ちなみに僕はおそらく不活性型(飲んだら赤くなるけど、普通程度には飲める。)

アルコール依存症にならないために

日本ではアルコール依存症が109万人、そこまでいかなくても、予備軍が980万人いるそうです。

まず自分がアルコール依存の傾向がないか、チェックしましょう→AUDIT

これで20点以上だったら要注意、14点以上でも少し気をつける必要があります。10点以上でも習慣をやめた方がいいでしょう。

またアルコール摂取の傾向として

①機会摂取(イベントなどで飲む)

②習慣摂取(晩酌など、習慣的に飲む)

③脅迫摂取(飲まない方がいいとわかっているのに止められない)

とステップアップしていきます。そもそも脅迫摂取になってしまっている人は、量を減らして習慣化を断ち切る努力が必要です。(習慣化についてはまたお話しします)

僕も以前は(会社の規定に引っかからない程度で)晩酌したりしましたが、今はやめました。

また大学生の頃ですが、毎日晩酌していると、ふと飲まないだけで、飲まないことが気になりました。やはり習慣化は怖いですね。

機会摂取でやめとくのが一番良さそうです。

まとめ

お酒は身体に悪い。が、飲むなら適量を守り、機会摂取を心がけよう。

ではまた。




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