ノンテクニカルスキルについて①(ヒューマンファクタ・m-shellモデル)




Twitter→匿名パイロットに「老害は駆逐すべし」と書いたらBAN喰らいましたw
その思想自体がすでに老害なのか…?と反省している次第です笑

さて、前回の記事はこちら「パイロットに必要な能力とは(Competency)」

ここでICAO先生の定義だと、パイロットに必要な能力は

  1. knowledge(知識)
  2. Skills(スキル→テクニカル+ノンテクニカル)
  3. Attitude(姿勢)

というのを書きました。(覚えてます?)

今日はそのうちの「ノンテクニカルスキル」について、軽く書いておこうと思います。

Non technical skill

上の3つのうち①知識③姿勢は、なんとなくわかりますよね?

とりあえず専門知識最低限持ってないと話にならないし、勉強に対する姿勢は前向きな方がいいだろうと。

じゃあ②のSkillについてですが、これは2つに区分されます。

Skill=『テクニカルスキル(つまり操縦技術)』+『ノンテクニカルスキル(≒コミュニケーションスキル)』

昔はテクニカルスキルばかり注目されてたんですけど、飛行機の性能がupしてきて、『飛行機の事故原因がパイロットのミス』ということが割合として多くなってきたため、それをノンテクニカルスキルで防ごう!って流れですね。

昔は「俺が機長だ。」「I am the pilot.」みたいな人偉そうにしている機長が沢山いましたけど、今の時代ではそれはタブーとなっています。(といっても、まだそういうキャプテンいますけどね。そんな人はだんだん駆逐されていくでしょう笑←学んでない)

んじゃ、どうやってコミュニケーションをとっていくのがいいのよ?ってことを偉い人が考えて、いくつかの説やフレームワークが出てきたので、今日はそれを紹介。

ヒューマンファクターって?

ヒューマンファクターって聞いたことあります?
ない人が大半だと思うんですけど。まあ普通に生活してたら使わないですよね。

JAXAによるとヒューマンファクターとは

機械やシステムを安全にしかも有効に機能させるために必要とされる、人間の能力や限界、特性などに関する知識の集合体

…何を言っているのか全くわかりませんね!

これを意訳すると

「まず人間のことについて知ろうよ。なんで人間ってミスするの?なんで人間ってこんな行動取っちゃうのよ?」ってことを分析する学問

だと思ってください。心理学とか行動認知学に近いですかね?

m-SHELLモデル

ってことを踏まえて、上の図を見てください。何言ってるのか全くわかりません。(その2

これをm-SHELLモデル(shellモデル)と言います。発音は「えむしぇるもでる」です。

真ん中の「L=Liveware」があなただと思ってください。

この図を意訳すると、「人間(あなた)の行動を左右する原因は、大きく分けると5個あるよ〜」ってだけです。その原因を順に説明すると

M(Management)→下の全部を全部うまくマネジメントできないと、能力を完全には発揮できないよね。
S(Software)→いくらマシンが良くても、それを扱うマニュアルがポンコツだったら使い切れないよね?
H(Hardware)→そもそも使いづらいマシンだったら、能力を発揮できないでしょ?
E(Environment)→劣悪な環境で君は能力発揮できるの?無理じゃない?
L(Liveware)→人間関係最悪なチームだと、能力発揮できないよね?

ってことです。なんとなくわかりませんか?

つまり、能力を存分に発揮したいなら、SHELをしっかり整えた上で、それをMしようぜってことですね。(なんかルー大柴みたい)

ちなみに、真ん中のL(Liveware)と周りのSHELの境界線がギザギザになってるのは、「このギザギザ同士がきっちり噛み合わないと能力が発揮できないから」らしいです。芸が細かいですね。

ってことで、今日はヒューマンファクタ、m-shellモデルについてでした。

また明日。

参考文献




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