穴見議員から学ぶ、謝り方について(パイロット訓練生に向けて)




前回記事はこちら→質問に答えますその2「航大受験に欠かせないこと、心の持ち方について」

さて、最近相変わらず忙しい日々を送っています。

最近周りのFOの間でのホットワードは「転職」・・・まあ、正確には会社を変えてパイロットをするので、「転社」が正解ですが・・・

むかーし「パイロットが思う、この職業のメリット」でも書きましたが、この職業・・・大事なのは学歴でもなんでもなく、個人のフライトタイムと経験のため、今みたいなパイロット不足だと、経験が少ないFOでも引く手あまただったりします。

特に最近ではLCCの引き抜きがすごく、かなり良い高待遇で迎えてくれるため、抜けていく方もちらほら・・・

長くなりました。このことについて詳しくは別記事(もしくはnoteに)でも書きましょうかね。会社の人が見てたらいい気分しないだろうし。

さて、本日は謝り方について。

最初から人に謝らないように完璧に生きていけるならば、こんな記事いらないんでしょうけど。。。僕みたいな隙だらけの人間だと、知らず知らずのうちに他者に迷惑をかけてしまうこともしばしば・・・(本当に申し訳ございません。もっとちゃんとします。)

まあそんな中、先日twitter(@bokura_sora)に僕が間違えて誤爆してしまった穴見議員のネタから、「人を怒らせない謝り方ってなんだろう」ってことを考えたので、書きたいと思います。

まず、穴見議員の失態とは?

ちなみにミスったのはこの投稿笑

ニュースでも知っている方が多いと思いますが、概要を言うと

国会の健康増進法改正案を審議する場で、自らも肺がん患者であり、肺がん患者団体代表である長谷川一男理事長が意見を述べているときに、自民党穴見陽一議員が「いい加減にしろ!」と計二回野次を飛ばした。

というのが概要でございます。

ちなみにこの「健康増進法改正案」とは、受動喫煙をなくすようにある程度の大きさの施設(飲食店含む)では完全禁煙にしましょう。完全分離の喫煙室を作らないと喫煙はだめだよ。っていう法律です。軽くでいいから厚生労働省のこの記事も読んでね。

この法案が通ると、いままで世界的に見ても異常だった日本の喫煙事情(喫煙席と禁煙席がついたて1枚で臭いとか、ホテルで喫煙室があるとか)がなくなります。やったね!

この法案をきたるオリンピックに向けて通そうとしているのですが、そうは問屋がおろさないのが、現在もタバコをスパスパ吸っているおっさん議員ども(自分が自由に吸えなくなるからね。)しかもJT(日本タバコ)から多額の献金ももらってます、彼ら。

そんなおっさん議員代表みたいな穴見議員(ヘビースモーカー)が、国会から呼ばれたためガンと戦ってつらいのに、それを押し殺してわざわざ意見を述べに来た参考人である長谷川理事長に対して、「いい加減にしろ!」ときた。そりゃキレるだろ。

救いようがないのが、その後の対応

やじを飛ばしたのは許せません。(嫌煙家の私としてはいい加減にしろ!って思いました。)

ただ穴見議員がさらに墓穴をほったのが、その後の対応。

まず最初にFacebookでコメントをしました。

これを見た瞬間に「あ、これ終わったわ。」って思ったんですよね。

まず第1に、政治家としてのHPがあるのにそちらではなくFacebookで謝罪をしたこと(同日にHPにも同じ内容が掲載されました。内容的にFacebookではなくHPだけでも良かったのでは?)

第2に、「〜という報道がありました。」「〜不快な思いを与えたとすれば」「呟いたものです。」など、謝り方が全然伝わるような文言ではないこと。(そもそも呟いてないしね。はっきり言ってるからね。)

案の定コメント欄は大いに荒れて、その内容が半分は野次を飛ばしたことについて、もう半分がこの声明に対して「謝ってへんやん、申し訳ないなんて思ってないやろ」っていう内容でした。

やらかしてしまった場合の、謝り方について

48歳でしかも議員という印象が大事な職業なのに、こんな態度(参考人に野次を飛ばす)を取ってしまうその行動には一切の情けは無用だと思いますが、まあ言ってしまったものは仕方がない。

これがすぐに長谷川理事長に面会をして、正式に謝罪をした上で「申し訳ございませんでした。私の至らなさから出た行動でした。以後反省し健康増進法改正案をより良くするために、残りの議員生活を全ういたします」とか言って、自身も禁煙になったりすれば結果は大きく違ったはずです。ここまで多方面からブチ切れられなかったはずだ。

まあここから我々が学ぶのは

①まずやらかさないようにすること(気をつけます)

②やらかしてしまったら、自分から「すみませんでした。やらかしました。」ということ。(少なくても大事になる前に言うこと)

③非常に反省していると各方面に伝え、その後行動で示すこと。(アピールも重要です。)

ってことかなと。(僕は過去の色々な失敗から成り立っております。)

これに加えて

④自分のミスを、恥ずかしいけど他者と共有すること

ってのもよく聞くことです。(他者の糧になって、同期が同じミスをしなければいいんです。)

フライト訓練でも、言えてるかも?

航大の時の教官の教えですが、「ミスを隠そうとするな」というものがありました。

教官レベルになると、フライトを見ただけでその学生が何を考えているかわかります。

そこでミス(諸元のズレとかね)を隠そうとするのではなく、「これをミスしています、修正します。」と言って行動し、次に同じミスをしないように気をつけるのが訓練だということです。(深いですね。さすが教官。)

間違ってもそのミスを隠そうとすると、教官からは丸わかりなので腹が立ってくるとのこと・・・笑

本当・・・ミスをして指摘してもらえるうちが、花ですよ・・・(自分に言い聞かせています。)

これが年を取ってキャプテンになったら、誰も何も言ってくれなくなります。(本人のいないところで噂されて終了です。)

以前別の教官から、「キャプテンになったら誰も言ってくれなくなるから、キャプテンは自己反省ができないとなれないよ」って言われたことを思い出しました。

以上、穴見議員の謝り方を反面教師にして、今回の記事は終了したいと思います。

ではまた。




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