パイロットの投資術(〜理論編〜)①投資信託ってなに?




前記事「パイロットの投資術(〜準備編〜)」では、まず確実に必要な証券会社に口座を開こう!(無料だよ!)ってことを書きました。

「でも実際には何に投資すればいいの?ANA?JAL?」って人、まあこの記事を見てください。ちょっと長いですけど笑

パイロットみたいに忙しくて、投資の勉強時間があまり取れないサラリーマン向けに、おすすめな投資方法が1つあります。

それがインデックス投資信託を積立で買って放置。』です笑

うん。買って放置。それだけ。笑

「ってかそもそも投資信託ってなに?」ってかた、ぜひ読んで下さい。笑

個別株と投資信託ってなに?

まず「投資信託ってなに?」ってことを説明します。

これは色々な株のまとめ売りのことです。逆に「ANA」や「JAL」みたいな株のことを、「株」や「個別株」とよんでいます。

ANAやJALの株を買おうと思ったら、最低でも43万は必要なんですよ。(2018年4月現在)いくら高給取りと言っても、さすがに毎月40万も投資できませんよね?(出来る人、羨ましい…笑)

それに、いろいろな会社の株を買うのに個別株をいちいち買っていたら、すごくお金がかかってしまう…

そこで、「色々な企業の株を買いたい!!(^o^)」って人たちのお金を集めてきて、金融会社が代わりに、色々な企業の株を買ってくれたものが投資信託です。(正確には投資対象は株だけじゃなく、多岐にわたります。)

まとめ買いなので、その価値(評価額)は中に入っている株の成績によって変わります。

学校で例えると、個別株は生徒一人ひとりで投資信託はクラスみたいなものですね。クラスの成績は、そのクラスに属している生徒の成績次第です笑

それじゃあ、専門家に優秀な株だけまとめてもらえばいいじゃんw(=投資信託)

上の学校の例えで考えてみてください。クラスの平均値上げたかったらどうしますか?そう「選抜クラス」をつくりますよね笑

株も同じで、「優秀な株だけ集めてもらった投資信託を買えば、ウハウハじゃんw」って考えた人がいました。

ファンドマネージャーっていう仕事がこの世の中にはありまして、彼らは高い給料をもらいながら「どの金融商品を、投資信託に組み込んだら成績が上がるのか(=儲かるのか)」を日々研究しています。彼らのうち大体は会社に雇われていますが、人気がある人だと個人名でファンド作ってますね。(あの人が作った投資信託ならあがるだろう!と思って買うみたいです。)

巷の経済系雑誌だと「〜の投資信託は買いだ!」とか「投資信託の成績ランキング〜」とかありますよ。

↑巷の経済系雑誌の中でも、ZAIはけっこう詳しいですね。もし気になったらこれで勉強すると良いかも。入門書としてはいいです。

ちなみにそんな投資信託、日本にいくつあると思いますか?

…正解は、6223本。むちゃくちゃ多い。笑

一般社団法人投資信託協会に統計が出てます。

そんな多い中から、どれ選べばいいの?

優秀な人が高い給料もらって選んでるから、この投資信託6223本はどれを選んでも大丈夫!

…って言いたいのはやまやまなのですが、この中で投資しても大丈夫なのって…実はほとんどありません。笑

世に出ている投資信託はほとんどゴミ?

日本に出回っている投資信託のうち、ほとんど(99%)は投資不適格(簡単に言っちゃうとゴミ)です。

まあこれは僕が言っているのではなく、金融庁長官「資産運用ビジネスの新しい動きとそれに向けた戦略」における 森金融庁長官基調講演ってところで、去年述べています(流石に表現はゴミって言ってませんけどw)

私は、ここ数年、金融機関に対し「顧客本位の業務運営」をしてくださいと一貫して申し上げてきました。…(中略)…しかし、現実を見ると、顧客である消費者の真の利益をかえりみない、生産者の論理が横行しています。特に資産運用の世界においては、そうした傾向が顕著に見受けられます。

つまり、上に書いたようなファンドマネージャー(ひいては金融会社)が「顧客本位の業務運営」ではないような、「ゴミみたいな商品を」沢山生み出している現状について、金融庁長官が「生産者の論理が横行している」と言っているわけです。

ちなみにこの文章ででてくる、「資産運用の世界を代表する思想家」のバートン・マルキールとチャールズ・エリスの代表的な著書はこちらです。

あとはこれにジェレミー・シーゲル氏の

これを読めば、投資の勉強は完璧です笑。
といっても読まないでしょうから、中身の要点ぐらいは別記事で書きます。

なんで日本の投資信託はほとんどダメなの?

なんで日本の投資信託は、金融庁長官から「お前らマジでいい加減にしろってばw」って言われちゃったんでしょうか?

①手数料が高い。

はい。理由の9割がこれです。笑

投資信託の手数料って、「信託報酬(投資信託を持っているとずっとかかる手数料)」と「購入手数料(投資信託を買うときにだけ必要な手数料)」の2種類あるんですね。この信託報酬がめちゃくちゃ高い。アホみたいに高い。(そもそも購入手数料なんて有料なものは、基本ゴミなことが多いので言わずもがな…笑)

前に「この世にタダなものはあるのか」で「お金の流れを追うと騙されにくくなるよ。」って話をしたんですけど、この場合もそうです。別に彼らは僕たちが儲かるから儲かるのではなく、僕たちに手数料が高い(つまり金融会社が儲かる)商品を売りつけるから儲かっているわけですね。

②分配金が支払われる

「え、分配金支払われちゃダメなの?」って方、別に悪くはないんですけどね…

そもそも投資の旨味って「複利」なんです。かのアインシュタイン博士でさえ「複利は人類最大の発明、そして宇宙で最も偉大な力。」と言ったほど。(複利の力については別記事書きますけど、ググると一発でたくさん出てきます笑)

分配金支払われちゃ(自分で毎回再投資しないと)、その複利の力が全く使われません。

そもそも悪質なものだと、分配金支払うためにしっかりその分の時価総額下げてるような、「いや、おめー何がしたいんだよw」的な投資信託もあります笑

まあ世間一般の普通のマネーリテラシーってだいぶ低いので、人気投資信託ランキングにも「分配金が多い!」って理由でランクインしている投資信託がちらほら…もう絶句…

え、じゃああの銀行でオススメされた投資信託って…クソなの?

銀行からおすすめされたんですか?なら、間違いなく残念な可能性が高いです。笑

だって手数料が高くて、そのせいでまず儲からない(儲かっても少ない)ような商品でしょうしね。

まあでも、彼らも売りたくて売っているわけじゃないんです…上から厳しくノルマ達成しろよ!ってやられているんです。(たぶん)

しかも彼らって、金融へのとっかかりが自社製品だから、他の世界(世間一般の投資信託)のことを知らないことが多い多い…

本当にかわいそうに…(泣)

たとえば僕の周りだと

前に元銀行員の友達に、「投資信託を買っている」って言ったら、「手数料高くて絶対元本割れするからやめたほうがいいよ!!」って言われました…それオメーのところの手数料がアホみたいに高いだけじゃんw

あとは現銀行員の友達に、投資信託の手数料の話をしたら「うちは安いよー!○○って商品(日経連動のインデックス)で3.5%だよ!」と言われました…適正信託報酬は0.17%なんじゃんw なんだよ、20倍の信託報酬ってw

まあこの程度なんです。だから責めないであげてくださいね。笑

買う必要は全く無いですけど。笑

ちゃんとした投資信託を買おう笑

長くなったのでまとめます。

①個別株より投資信託のほうが、少額から投資できてしかも色々な企業に投資できるので、個人の少額投資家は投資信託が向いている。

②しかしながら残念な投資信託が日本にはたくさんあるので、ちゃんとした投資信託を買おう。

じゃあどんな投資信託を買えばいいの?まあ、色々な正解があるとは思いますが、僕がおすすめするのは(そして世界的にもスタンダードになりつつある考え方は)インデックス型投資信託です。

 

長くなったので次の記事に続きます。




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