JALのLCCについて(その2)




昨日の記事はこちら→「JALのLCCについて(その1)

昨日の記事は、「JALのLCCについてこんな報道がされてるよ〜」ってことと、「そもそもみんなLCCについて勘違いしてません?(僕もしてました笑)」ってことを書きました。

今日はJALのLCCに対しての僕の意見を書こうと思います。(これ需要ある?って思うけど、コメントで聞かれたたため笑)

中長距離LCCについては大賛成。

まず最初に、中長距離LCCについては大賛成です。

昨日の記事でも書きましたが、LCCは「安かろう・悪かろう」ではなく、「最低限の移動を最低限の金額で提供、あとのコストは選択肢として用意しておくから買ってね」っていうものです。

消費者は選択肢が増え(だって今まで海外行くならJALかANAでしょ?みんな)、また今まで海外に行かなかった層も行くようになり、そして会社は今まで廃棄していたコストなどを減らすことが出来る。

ちなみに中長距離LCCとしてエアアジアとスクートが日本には就航していますが、意外に快適らしいですよ(B787ってやっぱり良いのかね。)

今まで日本をベースにした中長距離LCCってなかったので、そこに目をつけて作るのはすごく大賛成です。

採算とれるのか?…は疑問

っていうのも、ジェットスター・ジャパンでの苦戦を見ていると…はたしてすぐ採算取れるようになるのかは疑問です。

このサイトで売上に関してまとめてありますが、売上高はあるものの利益が…黒字なだけいいですけどね。(逆にピーチは累積赤字を5期目で累積赤字解消してます。)

最近は黒字でようやく安定してきましたが、それでも累積赤字はなかなか減らせず…

これははたしてジェットスターの経営が悪いのか、それともJALのLCCにおける経営が悪いのか…わかりませんね。

だから、他会社を介入せずにJALだけでLCC作るんだったら、高収益体制にしてくれると信じるしかありません笑

ただJALの国際線のノウハウはそのまま持ってこられるし、ハンドリング部分に関しても、JALのものを使えばほぼ追加ではかかりません。そう考えたら新規就航コスト自体はそんなにかからないのかな?

どちらにしても、期待してます。

どうやってパイロットを用意するのかな?

パイロット目線から見るとやっぱり気になるのは…パイロットのこと。

どうやって用意するんですかね?

B787を2機ってことは、40~60人は2020年の夏までに用意しなくてはいけないわけですよ。

日本の会社はどこも今パイロット不足が問題になっていて、既存LCC各社もパイロットがいないからって減便してるし、他の会社でもおおっぴらに言ってないだけで全然足りてません。(航大の同期たちに聞いたから、うちの会社だけじゃなくて本当にどこも足りてないんだろう。笑)

最初の数十人はJAL本体の出向者で構成するとして、あとは外国人を雇うのかな?それとも破綻の時に解雇した元JALパイロットを雇うのかな?(といってもそのうちの殆どは外資系エアラインに移ってしまっているため、「日本に住めるよ〜」っていうことを前面に押し出して、更に待遇良くしないと返ってきてもらえないと思います。)

まあどちらにしても、国内LCCよりはかなり待遇良くしないと人は来ないでしょうね。(この前の記事でも書きましたが、国内LCCも待遇いいですよ。笑)

あと2年でこれを用意するって、結構ハードなんじゃないかと(期間短すぎじゃありませんか。)

じゃあ僕はその会社に行きたいかって言われると…うーん

じゃあいざ筆者はJALのLCCに行きたいのか!?と言われると…微妙です。

最近キャプテンとこの話をしますが、やっぱり「国際線(しかも中長距離)しかしない」ってめちゃくちゃしんどいんですよ。(僕はしてないからわかりませんが笑)

人によって向き不向きはもちろんあると思いますが、今までの国際線を飛んでいたキャプテンのお言葉を掲載するならば…

「人間的な生活は諦めた方がいい」

「家族にはなかなか会えない」

「日本で休んでいる時も、時差の影響で起きてしまうことがある」

「時差のせいで、年中体調が万全だったときがない」

なんて声がちらほら…

健康第一主義の僕としては、ここでうーんってなっちゃいますね。(夜は僕も寝たい。)

ちなみに過去にこんな記事書いてます→「なんで国際線のパイロットになりたいのよ?

まあでもやっぱり、「明日からロスに3泊だわ」とか言ってみたい気持ちもわかります。

ワイドボディ機(客室に通路が2つ以上ある機体ね)も操縦してみたい気持ちもわかります。

だから、数年限定でやってみたいって気持ちはありますね(それでは通用しないから、行かないって判断になるんでしょうけど)

ってことで、とくに需要はないでしょうけど僕の意見を書いてみました。

ではまた。




1 個のコメント

  • ご質問への回答ありがとうございました!
    パイロット不足という不安点は見落としていて、とても興味深い内容でした!
    日本航空は部門ごと採算制度という制度を取り入れていて、社員一人一人が会社の利益を意識する為のその制度にいたく感心いたしました。
    JALのホスピタリティやそういった制度が本当の意味で実現されれば中距離LCCも成功するのではと思いました笑
    単純ですが。

    本当にご回答ありがとうございました!
    また次回の記事も心待ちにしております!

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