どうやったらパイロットになれるのか、免許やなりかたについて説明するよ




「パイロットに必要な能力ってなんだろう?」ではパイロットに必要な能力を3つ。

「君はなんで、旅客機のパイロットになりたいの?」では旅客機のパイロットの利点を考えてよう!ってことを書きましたが…

…そういえば、旅客機のパイロットのなり方について書いてないじゃん!いっけね。笑

ってことで、今回はパイロットのなりかたについて書きたいと思います。(まあ知っている人が大半だと思いますけど、航空大学校を受験したときの僕は本当に無知だったので、そんな人向けに書きます。)

そもそもパイロットってどうなったらなれるのよ?

免許を持って、パイロットとして会社に就職したら旅客機のパイロットです。

いろいろな方法をこれから紹介しますが、(ソースと言います。)あくまで全部「免許を取るための方法」なので、極論免許を持ってればなんでも良いんです。ソースなんて。

じゃあ、そのパイロットの免許ってなんなのよ?

ここで2つのコースに別れます。

①MPLコース

MPL(Multi-crew Pilot Licence=准定期運送用操縦士)とは、最近日本にも導入された免許で、エアラインの副操縦士として必要な知識と経験を持った人に与えられる免許ですね。大手自社養成(JAL/ANA)はこの免許を取ります。

ただこの免許って機材と会社が限定されてしまうので転職できなくなります笑(JALのB-737しか操縦できませんよっていう免許です。会社も転職されないように必死ですね笑)

こちらのページ「JAL:MPL 訓練と従来方式との比較」がわかりやすいです。

②自家用+事業用+多発+計器飛行証明+限定変更コース

結局やってることはMPLコースと変わらないんですけど、上のMPLでやるような内容を細分化すると、このコースになります(名前が長いんじゃ笑)

それぞれ

自家用→お客さんを乗せないで、趣味として飛行機を飛ばすことが出来る免許(アマチュアってことですね)

事業用→お客さんを乗せて、お金をもらって飛行機を飛ばすことが出来る免許(プロってことですね)

多発→発動機(つまりエンジン)が2つある飛行機を飛ばすために必要な免許(ええ、上2つの免許を持っていてもこの免許を取らないと、エンジン1個の飛行機しか操縦できないんですよ…笑)

計器飛行証明→計器飛行をするために必要な免許(これを持っていないと、エアラインの飛び方が出来ません。計器飛行については別記事を書きます。)

この4つを持ってまずは就職。

そのあと

限定変更→機種ごとに必要な免許(「パイロットが思う、この職業のデメリット(欠点)」でも書きましたが、パイロットの免許って機種ごとに違うんです)を訓練をして取って、そこからやっと旅客機のパイロット人生がスタートです。

え、じゃあどこでその免許は取れるのよ?

つまり①、もしくは②の免許を取れば、もうあなたはパイロットなわけですが、肝心なのはどこに行けばその免許を取れるのか?ってことですよね。

これがいわゆるソースってやつです。(どこ出身のパイロット?ってことです)

①自社養成

これは会社に入った後に、①MPLや②自家用+事業用+…(ry)を取らしてもらうソースですね。

利点としては何と言っても、お金をもらいながら訓練できること。…いやー羨ましい笑

欠点は倍率がすごくて、結構リスク高いってことですね。

JALとANAは①MPLのライセンスを取らせていて、他の会社(ピーチ、skymark)は②自家用+…(ry)を取らせているみたいです。

僕も出来ることなら、このコースで免許取りたかったです。笑(自社養成受ける前に航大合格しちゃったからうけてないけど)

②航空大学校

創立65年ほどの歴史ある訓練校、それが航空大学校です。(校舎や寮を見たら、その古さがよくわかると思いますw)

ちなみに僕もここの卒業生です。

国立(正確には独立行政法人)ですので、税金や企業の支援によって成り立っています。

訓練生も授業料を払いますが、自費で取るよりかなり安価に良質な訓練を受けることが出来ます。(大体一般の私立大学文系ぐらいの授業料)

卒業生は日本全国の航空会社に就職します。(航大生の就職については別途記事にします。)

ちなみに航空保安大学校日本航空大学校は名前似てますけど全く別物なので、気をつけてください(紛らわしいんじゃんw)

③自費取得

自費で訓練校に行き、②の免許を取るコースです。

訓練校は色々ありますが、有名なものだと朝日航空、本田航空、あと日本航空大学校もそうですね笑

このあとあげる私立大学の飛行機操縦学科でも、社会人が入れるコースがあるのでそれで取る人もいます。

バイタリティがある人だと、海外の訓練校に自分で申し込んで単身行く人もいます(すごい。)

これについても深掘りすると記事が3つぐらい書けるので、別記事にしたいと思います。

④私立大学の飛行機操縦学科

私立大学で、飛行機操縦学科を開設している大学があります。

ここ数年でやっと軌道に乗ってきたみたいです。

有名なものだと東海大学、桜美林大学、法政大学、崇城大学

あと日体大もパイロット養成コースを開設するらしいです…(なんだろう、不安しかない笑)

けっこうこれも、いい噂の大学と悪い噂の大学で別れますね。

需要があるなら別記事にしたいと思います笑

⑤自衛隊で免許を取って、割愛制度

自衛隊で飛行免許をとって、割愛制度(自衛隊を辞めて民間のパイロットになること)を利用して、民間パイロットになるコースもあります。

正直に言うとマイナーですが、たしかに一定数いらっしゃいます。

自然と年齢は高くなっちゃいますけど、それでもやはり税金で免許が取れるのはとてもいいです。飛行経験も給料をもらいながらつけることができます。

ただこのコースは、「戦闘機に乗りたい!」とか言う人が行くのでは…?だからですかね、あまりエアラインでは見ないの…(そもそもそのポテンシャル持ってたら、エアラインには見向きもしない可能性あり笑)

ただ割愛制度っていきなりなくなったりするので、そこが難しいところですね。。。(過去いきなりなくなった例があります。)

んじゃ、それぞれのコースの利点と欠点ってなんなのよ?

ぶっちゃけそれも書くとこの記事が長すぎちゃうので、別記事にしたいと思います笑

ではまた。




3 件のコメント

  • MPL についての質問です。

    MPL ライセンス取得者は機材と会社が限定されるので転職できない、との記述がありましたが、MPLライセンス保持者がどうしても他社へ転職したい場合、転職することは完全に不可能なのでしょうか。事業用のライセンス等を一から取り直して、、、という感じでしょうか。そしてMPLチェックアウト後の飛行時間は引き継がれるのでしょうか。

    • 質問ありがとうございます。
      私はMPL出身でもなく、またMPLもここ最近の制度のため、私はいまお答えすることは出来ません。
      調べさせていただきます。
      少しお時間かかるかもしれませんが、お待ちくださるようよろしくお願いします。

  • 管理人様

    ご返信ありがとうございます。私自身も少し調べてみたのですがMPLに関してはなかなか情報が少ないですね。

    ご丁寧にありがとうございます。

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