パイロットに必要な能力って、なんだろう?




さて、パイロットに必要な能力ってなんだと思います?

まあ、結果から言うと…「わからないw」です。笑

だって考えてみてください。

生まれつきその能力を備えている人にとって、それはアタリマエなことなので能力でもなんでもないんです。笑

ってことは、人によって必要な能力(=伸ばしていかなくてはいけない能力)って違うんですよね。

まあでも、わからないなりに僕が先輩や教官から言われた、「こんなパイロットって良いよね」って話をもとに、パイロットに必要な能力について考えてみましょう。

①自分の欠点を、自分で見つけられる能力

これは教官から言われたやつですね。

「機長になるのに1番必要な能力は、自分の欠点を自分で見つけて自分で直せること」だそうです。

たしかに…訓練生の時は教官からしこたま注意されますが、機長になったら誰も注意する人がいません。しかも一緒に乗るのは自然と自分より年下で経験の浅いパイロットなわけで…

結局自分で直せないと、いつまでも停滞しちゃうんですね。

訓練生の時は「どうしたら自分の欠点を見つけられるのか、そしてその欠点をどうすれば直るのかという方法について見つける期間」と考えると、ああ、あの訓練もあんな意味があったんだな…って思います。

逆に自分でわからないから、教官の言うことを素直に聞くんですね。

「パイロットになるためには、素直な性格になることだ」ってよく言われるのは、シンプルに「人からの指摘を自分の欠点として素直に受け止めて、直そうと出来る人はうまくなる」からです。

受験や就活するときも、自分の欠点について他の人の意見を聞いて考察し、代替案を提示しますよね?一緒ですね。

②(最低限の)健康。

まあこれは当たり前ですね。

パイロットは身体が資本です。なぜなら身体検査がまーそれはそれは厳しいから。笑(航空身体検査についても別の記事を書きますね。)

でもこれは能力というよりは、最低条件なんです。確かに日本の身体検査ってアホみたいに厳しいけど、まあ制度がそうなっているんだからしょうがない。

逆にこの身体検査をらくらくパスできないんだったら、日本以外の国に行くか(アメリカとかニュージーランドが有名ですよね)、パイロットを諦めるしかない。

我々ができるのは、身体検査に引っかからないように健康で文化的な生活を送るだけですね。

ちなみにこの健康には、身体だけではなく心の健康も含まれます。

たまーにいるんです。きつい訓練で心が折れちゃう人。

ぜひ一緒に訓練している同期に相談してください。もしくは教官でもいいです。なんなら僕でも良いです。他の人に打ち明けてください。

プライドが傷つくとしても、メンタルが折れるよりはマシだと思います。

③当たり前のことを、毎回飽きずに当たり前に出来る能力

これも教官に言われましたね。

「当たり前のことを、当たり前のように毎回飽きずにするって大変だけど必要なんだよ。」だそうです。

たしかに、飛行機の操縦ってなれちゃうとルーティーンワークなんです。

昨日の記事「飛行機が壊れた!さあどうする?」みたいな時はともかく、あとはいつも決められたタイミングで決められたことをヌケモレなくやる。そういう仕事です。(まあそれでも天気は毎日違うので、かなり頭使うんですけどね…)

飛行機の操作って手順(Procedureと言います)があって、その手順は過去のいろいろな事故や経験を基に最適化されたものです。

現時点でそれが1番安全な手順なので、それを飽きずにやらなくてはいけません。

パイロットってパッと見派手な仕事ですが、やってることは地味ーなことの繰り返しなんですよ。

これ、もしかしたらデメリットかも笑→「パイロットが思う、この仕事の欠点(デメリット)」

結果、気合じゃない?笑

とりあえず3つあげてみました。

他にも必要な能力はたくさんあるので、追加で別の記事にしたいと思います。

まあでも結局、「パイロットになるんだ!」って気持ちを胸に、「やれることはやる。やれないことは仕方がない。」「人事尽くして天命を待つ。」

ぐらいのスタンスで良いんじゃないのかなと思います。最初にも書いたけど、必要な能力って人それぞれだし。

次はパイロット訓練誠が訓練に投入されたら、実際にどんなことをしていくのか書いていきますね。

ではまた。




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