パイロットが思う、この職業のメリット(利点)




パイロットになって良かったことって、なんだろう?

具体的に、思いつく限りあげてみました笑

①責任がある

責任があるって、まあ言葉を返すと責任が重いってことなんですが…笑

責任がない仕事って、はたしてそれは面白いんでしょうか?責任がある=周り(ひいては社会)から頼りにされているってことではないでしょうか?

その点パイロットは全責任を負います(正確にはPIC=Pilot in command=キャプテンが負います。)

1回扉が閉まったら、安全に着陸して扉が開くまで、全責任を負うことになります。そこには一切の言い訳が許されません。いくら機材(=飛行機)が故障しようが、お客様が暴れようが、自分の体調が良くなかろうが、はたまた目的地の空港が閉鎖されようが、安全に降りることができなければ自分の責任です。

…はたしてこれは良いことなんでしょうか?笑 自分で書いていて早速わからなくなりました笑

しかし責任があるからこそ、キャプテンには権利も認められていますし、機内における指揮系統の一番トップに立つわけですね。

②給料が良い

2つ目にいきなりお金の話しかい!とツッコミが入りそうですが…笑

①の通り、重い責任にはそれ相応の対価が必要です。

余談ですが先日、羽田空港で機材の到着をゲートで待っていた時、お客様から「あんちゃんいくらもらってるん?給料ええんやろ?笑」と尋ねられました。なんとお返事をして良いものか、私はその時ためらってしまったのですが、キャプテンが一言「責任に応じた金額を頂いております。」と答えてくれました。なるほど上手い返しをするなと思うと同時に、自分の仕事の責任の重さについて再認識させられました。

20代で年収1000万を超える職業は、いくつかありますが、パイロットもその中の1つです。

「年収ガイド〜年収・収入に関する総合情報サイト」

の中ですと、ランキング14位。ただ1位が天皇陛下とかなので…笑

いわゆる「サラリーマン」だけのランキングに直すと、美容整形外科医の次で第2位です。(開業してるやつとか、ボートレーサー、野球選手にはどうやってもサラリーマンは勝てません笑)

③休みが多い

読者様から「こいつ、人間として卑しいんじゃねーの?」と思われそうです…笑

でも事実、パイロットの休みは多いです。意外じゃないですか?

まあこれにはちゃんとした理由があって、まずは航空法(法律)で、パイロットが就業できる時間の限界が定められています。

この上限ギリギリまで飛ぶと、かなりしんどくて危ないので、更に航空会社(他にも航空大学校やパイロットコースがある大学)では独自に「1日、1週間、1ヶ月」でこれだけしか飛んではいけないですよ〜って定めてるところが大半です。

実際に今も最低月10日は休みですし、スタンバイやEVAC(Evacuationの訓練)、あと会議とかを含めると実質月13-18日が飛んでいる日でしょうか。

飛んでいる時間も国内線で大体6時間です(途中休憩含む)。国際線は路線にもよりますけど、それでも4~6時間ごとに休みます笑

逆に言うと、そこを超えると集中力が続かなくて、かなり危ないですね…

まあでも、現状給料のわりにはお休みが多いとは僕は思います。

更に言うと、やる仕事も非常にシンプルです。だって飛行機が目的地についたら、それで仕事は終わりですもの。

残業って何?って感じです。(Delay=飛行機が遅れたり、Divert=飛行機が目的地以外の空港についたりして対応に追われることは残業ですね笑)

④モテるw

もはや自分で書いていて恥ずかしくなってきましたw

世間一般的な話として捉えてください笑

パイロットは…まあ、有り体に言うと「モテます」w

ここで言う「モテる」とは、異性からモテることを指しているのではなく、社会からチヤホヤされます笑

みなさんも経験あるのではないでしょうか…

「パイロットを目指している」と言ったら、周りから「え!すごい!頑張ってね〜!」と応援してもらえるし、

「訓練でつまづいている」と言ったら、周りから「やっぱり大変だもんね…頑張ってね…」と励まされ、

「パイロットになった!」と言ったら、周りから「すごい!乗せて!」と言われます笑(これあるあるだと思います笑)

初めましての人でも、「お仕事何してるんですか」→「え、パイロットなんですか?」となり、勝手に「あ、こいつちゃんとした人なんだな」って良いバイアスがかかっちゃいます(ええ…いくら僕みたいにクソな人間でも、それとなくちゃんとした人認定されちゃうんですこれが笑)

まあ、だからこそ「勘違いクン」も多く生まれやすく、ちゃんとした謙虚な気持ちを持たずに育っちゃうと…「傲慢パイロット」の出来上がりです(自戒も込めて言っています)

「運航乗務員(=パイロット)ほど傲慢な生き物はいない」

僕の先輩からの教えです。一応書いておきます笑

まあでも、これはあくまでパイロットという人種が少ないからなっているのであって、実際を知ったら「なーんだw」って思われる可能性…大です笑

⑤資格さえあれば全世界中で仕事ができる

「グローバル人材w」になれます笑

いや、まあ笑っているのはグローバル人材って

【グローバル人材とは】

「世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間」(「産学官によるグローバル人材の育成のための戦略」、平成23年4月28日

って言う非常にレベルの高い人材のことなのでまあ、これはおいおい目指すとして(一生かけてもなれる気がしないんじゃんw)

キャプテンの免許や経験って、実は全世界中で使えます

まあ詳しく言うとちょっと間違ってるんですけど、大体上の認識であっています。

ちなみにJet機に乗っている時間(=経験)も、全世界中で使えます

海外で働きたい!って思ったときに、パイロットなら今までの経験が即時で役に立ちます。

こんな仕事って、なかなかないですよね?

 

まあ他にも色々あるのですが、それはおいおい…

どうですか?少しはなってみたいなって思いましたか?

じゃあ逆に「パイロットが思う、この仕事のデメリット(欠点)」も書くので、そこで冷静に考えてみてください。笑

ではまた。




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